お年寄りのスポーツの定番、いまはグラウンドゴルフ(以下GG)でしょうか。五ツ又地区ではすでにゲートボールをはるかに凌ぐ人気。個人プレーができるのがよいのですかね。
さて平成27年9月26日〜10月6日に和歌山県で和歌山国体が開催されます。この国体での正式競技は38ですが、加えて公開競技4競技、綱引・ゲートボール・パワーリフティングそしてGGが実施されます。GGの開催は9月19~20日です。皆さんお楽しみのGGが国体の競技になるのです。
参加者は各県で5名です。どのように選出されるのでしょう。この競技にはJGGA(日本GG協会)なる組織があります。この組織の認定する年間10回の競技会に7回出場し、上位入賞するとポイントを与えられます。この取得ポイント合計の上位者5位までが今回の出場権を得られます。
この中に五ツ又にお住まいの野上定之さん(20区)がいます。取得ポイント63、県内で5位になりました。国体出場です。快挙です。
野上さんは74歳の今もずっとスポーツマンです。もとは五ツ又ソフトボール部に所属してましたが、63歳のころGGに転身。以後11年間ずっとGG漬です。生来研究熱心なのです。野上氏いわく同じ所でやっていると上達しない、なのでして、埼玉県内はもとよりあっちこっちの大会に参加しています。競技場の条件はさまざまです。近隣のGG場は大方クレイですが、GGは本来芝生でするものです。芝目を読めないとコースは定まりません。五ツ又での中心地南部公共広場は南から北へ坂ですから、打球は北に流れる癖があるという特殊条件下にあります。条件の異なる競技場で研鑽を積む必要があります。
努力の積み重ねで野上氏はポイント取得5位以内ですが、別に8Hのコースでホールインワンを3回するといただけるダイヤモンド賞を2回もとっています。
全国大会となると日本全国から猛者が多く集まるでしょう。しかしなせばなる野上氏の健闘を祈りましょう。